当社は、1966年(昭和41年)、首都圏唯一の国際空港であった当時の東京国際空港(羽田)で、我が国初の共同上屋運営会社として輸入上屋業務をスタートし、1978年(昭和53年)新東京国際空港(成田)の開港とともに成田国際空港に移転し、2016年11月開業満50年となります。
この半世紀の間、私達は、税関、空港など御当局の指導の下、エアライン、フォワーダー、その他国際航空貨物業界の皆様のご協力をいただきながら、輸入上屋業務のプロとして、効率的で高品質なサービスを提供し、同時に、その公共的責任を果たしてきました。
特に21世紀に入ってから10年余りの間に、空港外の上屋サービスの提供、上屋業務のシステム化など、業務のさらなる効率化、高品質化、多様化を目指すとともに、輸出上屋業務、エアラインドキュメント業務、ランプハンドリング業務、旅客カウンター業務など、貨物を中心としつつも、エアラインの多様なニーズに対応できるよう、新規分野への進出を積極的に展開してきたところです。
私達は、「次の50年」に向けて新たなスタートをいたします。今後とも、貨物上屋の老舗としての原点を忘れず、社員一同一丸となって新しい時代の変化へ対応し、国際物流の発展に貢献していく所存です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 岡本 榮一
1965年(昭和40年)に、羽田空港で輸入航空貨物の取り扱い・保管業務をAOC(Airline Operators Committee)から単独で指名され、輸入共同上屋業務を開始しました。1978年(昭和53年)には、成田国際空港開港と同時に同空港へ進出、以来、国際航空物流の歴史と共に共同上屋業のパイオニアとして、世界有数の国際航空貨物取扱量を誇る成田国際空港において、輸入航空貨物を取り扱っています。2008年(平成20年)には、千葉県山武郡芝山町の南部工業団地内に自社保税蔵置場(IACT成田物流センター)を開業し、輸出入貨物の取り扱い・保管業務を開始しました。2010年(平成22年)には、ランプハンドリング事業を開始したことで、成田国際空港における輸出入航空貨物のトータルサービスを実現しました。また、2011年(平成23年)にIACT成田物流センターが、AEO制度の特定保税承認者として認定を受けるなど、「安全・確実・迅速」をモットーに良品質なサービスを提供し続けています。
会社名 | 国際空港上屋株式会社 | ||||||||||||||||||||
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営業開始 | 1966年(昭和41年)11月 | ||||||||||||||||||||
資本金 | 3億円 | ||||||||||||||||||||
業種 | 国際航空貨物取扱事業、貨物運送取扱事業 | ||||||||||||||||||||
所在地 |
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関連会社 |
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役職 | 氏名 | 担当等 |
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代表取締役社長 | 岡本 榮一 | 全体総括/内部監査/ 株式会社アイ・シー・エス代表取締役会長/ スカイポートサービス株式会社 代表取締役会長 |
専務取締役 | 鶴巻 嘉一 | 社内調整/総務部/経理部/施設部/業務管理部/業務改革 |
専務取締役 | 平野 徹郎 | 輸入業務第二部 |
取締役 | 川口 文紀 | 経営企画部/情報システム室/営業部/ IACT成田物流センター |
取締役 | 大竹 政徳 | 輸出業務部/ランプ・旅客ハンドリング事業部 |
取締役 | 飯島 誠司 | 輸入業務第一部/輸入ドキュメント部/羽田営業所 |
監査役 | 長島 敏明 |
「IACTグループはアジアトップのグランドハンドリング会社を目指します」
安全の確保はIACTグループの事業経営の基盤であり、社会への責務です
私たち一人ひとりが自らの役割と責任を自覚し、一致協力して安全性を高めていきます
そのために私たちは以下のとおり行動します
1963年(昭和38年)10月 |
会社創立 社名 藤井空港サービス株式会社 |
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1964年(昭和39年)12月 |
社名変更 国際空港上屋株式会社 略称IACT(イアクト) |
1965年(昭和40年)12月 |
AOCから羽田空港の輸入共同上屋運営者 に指名される |
1966年(昭和41年)11月 |
羽田空港にて輸入共同上屋(保税地域) 営業開始 |
1978年(昭和53年)5月 |
成田国際空港開港 成田営業本部を開設 成田国際空港にて輸入共同上屋(保税地域) 営業開始 |
1986年(昭和61年)11月 |
成田国際空港輸入共同上屋増設棟供用開始 |
1993年(平成5年)8月 |
成田国際空港輸入共同上屋新設棟供用開始 |
1996年(平成8年)4月 |
成田国際空港第4貨物ビル上屋供用開始 |
1998年(平成10年)3月 |
羽田空港共同上屋東側貨物地区へ移転 |
2002年(平成14年)6月 |
成田国際空港第6貨物ビル上屋供用開始 |
2002年(平成14年)11月 |
羽田空港共同上屋閉鎖 |
2003年(平成15年)10月 |
IACT空南センター供用開始 |
2008年(平成20年)3月 |
IACT成田物流センター供用開始 |
2010年(平成22年)10月 |
ランプハンドリング事業開始 |
2011年(平成23年)3月 |
東京税関よりAEO制度の特定保税承認者として認定される (届出蔵置場:IACT成田物流センター) |
2018年(平成30年)2月 |
成田空港温度管理専用上屋(CCC)供用開始 |