【IACTに興味を持ったきっかけは何でしたか?】
合同企業説明会で会社案内のリーフレットをもらったことが最初のきっかけでした。
成田空港を基盤として輸入共同上屋事業他、総合的な航空貨物のハンドリングを行っている老舗というのが第一印象でした。
【会社を選ぶ上でこだわっていたことは何ですか?】
「特に世界有数の国際航空貨物取扱量を誇っている成田空港で日本の物流を支えたい」
これが私の会社選びの軸でした。航空貨物の輸出入業務を通じて、安全かつ迅速な輸送に貢献し貨物を確実にお客さまの元へ届けたいという思いは今も変わりません。特に輸入上屋として信頼と実績があり、さらに受託業務の拡大により総合的なハンドリングを実現している社風にも惹かれていました。
【入社してからの1番の成功体験は何ですか?】
貨物部門では搭載貨物の重量を①始めの予想重量、②途中経過、を経て出発2時間前には③最終的な搭載重量をオペレーションに報告しています。一便で約15トン以上の搭載があった日に、①初めの予想重量と③最終的な搭載重量が10.0キロ単位で誤差なく完全に一致したときにはとても嬉しかったです。
【社会人になって1番変わったことは何ですか?】
学生時代の安定した生活リズムとは違って、勤務日や勤務時間が不規則なシフト制を採用しているため、一日の過ごし方や時間の使い方が変わりました。午後から出勤の日は午前中のうちに用事を済ませるなど、一日のスケジュールを意識して時間を使うように心掛けています。
【入社してから1番印象に残っていることは何ですか?】
台風の影響で関西空港が一時的に機能を失い、モノの流れが停止していた時期はとても印象に残っています。物流をカバーするために関西空港向けの貨物が成田空港へ振り分けられたため、到着貨物の物量が平時以上に大幅に増加した結果、輸入の解体作業が追い付かなくなり輸出も輸入の解体をサポートしていました。輸入貨物の滞貨が輸出のビルドアップ作業に影響が出る状況と会社全体が一丸となって協力し合う状況に、輸出と輸入は循環していて切っても切れない関係なのだと身に染みました。
【業務に関わる主な人(部署)について教えてください】
社内では輸出業務部(アウトサイド)は一番関わりの多い部署です。主に予約時の貨物の事前情報を基にした指示書に基づいて貨物のビルドアップを行います。また、インサイドの指示に対して、作成プランが大幅に変更になるようなことがないようにアウトサイド側からもインサイドへ、実際の貨物の形状や重さなどから考えられるアドバイスや報告をしています。言わばパートナーのような関係です。
また、輸入ドキュメント課とも、到着便の発地からの事前情報を精査し、日本を経由して第三国へ貨物を接続するための指示を出すなどの調整を行っています。飛行機が到着してから再び成田を出発するまでの時間は限られているので、イレギュラーを防止するためにも慎重で正確な確認作業を各課で行っています。
【IACTの、ここが良い!と思うことはありますか?】
現業維持に満足せず、常に事業拡大に挑戦する社風です。輸入上屋としての伝統を持ちつつ、国際航空貨物のトータルサポーターとして、輸出及び輸入上屋業務や航空会社業務、ランプハンドリングなど、多岐にわたる事業を積極的に手掛けています。ここには自分自身が成長・活躍出来る場所があると感じています。
【普段の業務でどのくらい英語を使っていますか?】
文章的な英語はメールで、主に海外の航空会社担当者へのメッセージ送信や問い合わせに対して使用しています。翻訳アプリを利用しつつ、勉強する日々です。スピーキングは危険品の搭載ポジションを機長へ了承してもらうためにサインをもらいに行ったときに使う機会があります。上手く伝えられないと最悪、搭載拒否の可能性もあるので、いつももっと流暢に話せたらなあと思ったりします。
【入社を考えている方へのアドバイス】
弊社では航空物流に関する事業を多岐にわたって手掛けています。そのうちの一つ、輸出には、現場で貨物の積み付けを行う「身体を動かす」部署と、搭載用の書類の作成や航空会社システムの処理など主に「パソコンを使う」部署の二つに分類されます。つまり仕事の進め方も同じ部署内と言っても異なるということです。
そのために、入念な企業分析を行い、自分の得意分野を活かすことのできる仕事があるのかどうか探してください。そして、丁寧な自己分析を行って会社のギャップを無くした上で、自分自身が成長・活躍出来る場所を見つけてほしいと思います。